脱毛を希望するかたの中に、照射の際の痛い思いをすることに不安を感じているかたが見られます。毛根の組織を弱らせたり、細胞を破壊するほどの熱ダメージには、ムダ毛に接している肌への影響が避けられません。
しかし、痛みはただ我慢する必要はありません。麻酔を使った対処法や刺激を和らげるコツもあります。
医療レーザー脱毛で使用されている麻酔の種類
医療レーザー脱毛を受ける場合には、脱毛時に主に2種類の麻酔を使用できます。クリニックによっては無料で使用できたり、別途費用が発生する場合がありますので注意してください。
照射部位に塗布する麻酔クリーム
もっともポピュラーなのが、特定の部位に塗り込むことで間隔をマヒさせる麻酔クリームです。施術を行う前に照射する部位に塗布し、麻酔が聞いてきてから施術を開始します。
施術が始まる30分ほど前に塗っておく必要があるため、来院してから施術が終わるまでのトータル時間がかかってしまう点は気をつけましょう。
気持ちが楽になりストレスを緩和できる笑気麻酔
歯の治療などでも使われていますが、ガスを吸い込むことで極度の緊張や不安を和らげる効果があります。ストレスから気分が悪くなったり、血圧上昇を防げる麻酔です。
全身麻酔とは違い、意識は保ったままの状態で施術を受けますが、麻酔が抜けた後は脱力感を伴う場合があります。
簡単にできる痛みを軽減するポイント
照射の際の痛みは、日頃からしっかりスキンケアを行うことで軽減させることが可能です。麻酔を使えない光脱毛でも効果を期待できるので、普段から意識しておくといいでしょう。
しっかり保湿して肌バリア機能を強化
肌バリア機能が衰える主な原因が乾燥です。水分と油分のバランスが崩れていると内外の刺激に対して過敏になり、脱毛の際の刺激も余計に強く感じてしまいます。
バリア機能の強化で効果的なのが徹底した保湿。脱毛期間中は、いつもよりも念入りにケアすることを心掛けてきましょう。また、脱毛直後は肌が熱を持っていて乾燥しやすいため、丁寧に潤いを補給させてください。
日焼けしないように紫外線対策
一般的な脱毛方法は、メラニン色素に反応するレーザーを使ったものです。肌の色が濃いとムダ毛だけではなく肌にも光やレーザーが反応し、強い刺激を感じやすくなります。
日焼けしないように肌の露出を避け、紫外線対策をしっかり行ってください。うっかり肌を焼いてしまうと、肌の状態によっては施術自体できなくなることがあります。
施術の痛みは軽減可能！ストレスなく脱毛しよう
脱毛の際に痛みを感じやすいのは、皮膚が薄い部位、神経が集まっている敏感な部位、IOラインなどの色素が濃い部位です。ただ、必要であれば麻酔を使ったり、しっかり保湿して肌のコンディションを整えておくことで痛みを軽減できます。
出力調整などでも対処できますので、気になるときには早めに相談しておきましょう。
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